美幌町社会福祉協議会のあゆみ

2014年3月10日

美幌町社会福祉協議会のあゆみ

 

Ⅰ 美幌町社会福祉協議会の発足

本協議会は、昭和26年3月に公布された社会福祉事業法に基づく社会福祉事業団体として、町内の有志により同年4月1日から発足しました。
 その会の目的は、住民が協力して地域福祉の推進を図ろうとするもので、主な事業として、
 1 地域の社会福祉に関する諸問題の調査、資料の収集、対策、実施計画の樹立。
 2 実施計画に基づき社会福祉関係団体に啓発、宣伝、実践などについての連絡調整を図る。
 3 社会福祉事業に対する住民の理解と関心を高めるための諸活動を行う。
 4 その他本会の目的達成に必要な事業。
などがあげられており、特に不幸な環境にある生活困窮者の対策に活動の重点をおいていました。
 しかし、発足当時は戦後の混沌とした社会状況から抜けきれず、理想と現実が一致せず、遅々として活動が進展しませんでした。

 

 

Ⅱ 組織整備と法人化

昭和30年代から40年代にかけ、社会情勢の安定に伴い社会福祉の活動も発展期に入った。
昭和38年4月、美幌町社会福祉協議会は今までの会則を廃止し新しい会則の下に組織改革を実施し、次なる発展を願い再出発しました。この頃から香典返しを廃して「社会福祉活動資金」に篤志寄付をされる方々が多くなり、一般住民も社会福祉への理解が深まりつつ、名ばかりの活動だった「愛情銀行」を育てようという機運も高まっていきました。
昭和48年4月、美幌町社会福祉協議会は専任職員2名を配置し、社会福祉法人化を目指し、翌昭和49年3月社会福祉法人として認可を受けました。
この当時、美幌町は区長制度を廃止して住民自ら地域のことを考え地域づくりに参画すべく、自治会組織へと生まれ変わった時期でもありました。
昭和49年11月「美幌町愛情銀行」が再開され、国立美幌療養所 ( 現 美幌療育病院) に重度心身障がい児施設が付設されたとき、町内の女性たちが「国療重身ボランティア (後に「つくし会」と改称) 」という120人の会員が集う団体が誕生し、週4日2名1組となりオムツ縫いや食事の世話などの活動が続けられました。
昭和51年には、特別養護老人ホーム「緑の苑」が開設されると、高校生グループ「あすなろ会」や女性グループの「グリーングループ」「小鳩会」などにより、町内のボランティア活動は施設ボランティアを中心に活動が広がっていきました。
そして、昭和52年8月には第1回美幌町福祉大会を開催するなど、福祉活動の輪も町民に広がり充実していき、昭和58年8月に「第5回美幌町社会福祉大会」にて、法人化10周年を祝いました。

 

 

Ⅲ 事務局移転と事業展開
 社会福祉協議会の事業の拡大や職員の増員により、事務局の場所も変り続けました。長い間役場敷地内の分室や郷土資料館の一室が事務所でありましたが、昭和61年9月より、東陽小学校改築工事のための借り教室として建てられた施設を、校舎完成後内部改修をし、地域振興センター(通称 福祉センター)として社協が運営管理を町から委託されました。ここに町内の福祉関係団体の拠点施設が誕生しました。

 

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 翌昭和62年8月、美幌町開基百年記念の年であり、記念事業として美幌町民会館の施設全てを使用して「第1回ふれあい広場」が開催されました。
 また、平成2年6月からは、在宅福祉サービス事業のひとつとして、民生委員協議会や食堂組合の協力と85名のボランティアにより「給食サービス」を開始するなど、福祉活動のために町民の大きな力を結集する事業展開がおこなわれました。
 平成5年9月、第6回美幌町福祉大会と兼ねて法人化20周年記念事業が開催され、関係者一同次の10年への活動充実を誓い合いました。
 平成10年4月、ボランティア活動の需給調整などを行う機関としてそれまで奉仕活動の需給調整等を行う機関であった「美幌町愛情銀行」の名称を変更するとともに運営要綱に基づき「美幌町ボランティアセンター」が設置され、ボランティア登録やボランティアスクール等の充実がはかられました。
 平成13年4月、コミュニティセンターを拠点としていた社会教育のマナビティセンターへの移転に伴い、社協事務局はコミュニティセンターへ移転し、地域福祉活動の推進の拠点として、関係者一同の期待が高まりました。
 また、平成15年11月に、社協法人化30周年記念行事が開催され、先達の業績をしのび感謝するとともに、一段の飛躍を誓い合いました。

 

 

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Ⅳ しゃきっとプラザへの移転

 コミュニティセンターへ移転したのも束の間、3年半後の平成16年10月、美幌町役場の隣に「美幌町保健福祉総合センター」愛称 しゃきっとプラザへ移転することとなりました。美幌町保健福祉総合センター「しゃきっとプラザ」は、保健福祉の総合相談と健康づくりの実践機能を統合した、保健福祉地域活動の中核施設です。「健康づくり」「高齢者福祉」「障がい福祉」「児童母子福祉」「社会福祉」「地域福祉」の6つの機能を備え、乳児から高齢者に至るま全ての町民の福祉支援、向上を推進する施設です。社会福祉協議会も町の民生部や地域包括支援センターと連携し、地域福祉の向上をはかる素晴らしい環境の施設を与えられました。
 このことにより、美幌町社協は、高齢者のための「いきがいデイサービス」や「よりあいデイサービス(サロン)活動の支援」、「配食サービス」、「介護機器貸出」、「配送サービス」その他相談事業やボランティアセンター運営などの事業を充実していくとともに、「共同募金委員会」や「民生児童委員協議会」そして多くの関係団体との協力のもと、速いテンポで変化する社会情勢を踏まえながら、より豊かな地域福祉を目指すべく活動を推進していきます。

 

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